最近よく聞く!

部活動地域展開って何? 部活動地域展開とは?

地域クラブ活動とは?

地域展開した後の部活動は、「地域クラブ活動」となっていきます。
学校部活動が担ってきた教育的意義を継承・発展させつつ、新たな価値を創出することが重要とされています。
実施形態や活動内容等は地域の実情に合った望ましい在り方で多様な形があり得るとし、それぞれの地域でベストな方法を検討していくことになります。
やり方は自由な反面、基準が無いことに戸惑いもあるかもしれませんね。

今後・・・「民間クラブチーム等との区別や質の担保等の観点から、国として、地域クラブ活動の定義・要件や認定方法等を示した上で、地方公共団体において認定を行う仕組みを構築していく必要」があると先の実行会議でも示されているよ。

地域展開後の新たな価値とは?

度々出てくる「新たな価値」
少子化対策や働き方改革などの言葉から、やむなく実施する施策と考える方もいるかもしれませんね。ただ、この機会に新たな価値を見出し、誰もがwin-winになる取り組みにしていくことこそが重要とされているように思います。至って前向きに。

<地域クラブ活動において実現が期待される新たな価値の例>
・ 生徒のニーズに応じた多種多様な体験(1つの競技種目等だけに専念するのでなく複数の競技種目等に取り組むマルチスポーツや、スポーツと文化芸術の融合、レクリエーション的な活動や柔軟なルール等に基づく多様な活動を含む)
・ 生徒の個性・得意分野等の尊重
・ 学校等の垣根を越えた仲間とのつながり創出
・ 地域の様々な人や幅広い世代との豊かな交流
・ 適切な資質・能力を備えた指導者による良質な指導
・ 学校段階にとらわれない継続的な活動・(引退のない継続的な活動)及び地域クラブの指導者による一貫的な指導 等

引用:「地域スポーツ・文化芸術創造と部活動改革に関する実行会議」最終とりまとめ:スポーツ庁

実際に私の周りでも、「学校段階にとらわれない継続的な活動」として、高校生から地域クラブ活動への参加を望む声が届いているよ。人数が増えることで部費の確保や練習のサポート面で中学生にとってもプラスになりそうですね。

改革を進めるにあたっての基本的な考え方 まとめ

  • 改革の理念等を幅広い関係者で共有
  • 具体的手法は地域の実情等に応じた多様な選択肢を認める
  • 活動の場を増やすだけでなく、活動内容の質的向上も図る
  • 対面とデジタルを最適に組み合わせる等新たな手段も最大限活用する
  • 受益者負担と公的負担のバランス等の費用負担の在り方を検討し、国・都道府県・市区町村が支え合いながら適切な支援を行う
  • 障害のある子どもや運動が苦手な子ども等を含め、多様な子どもが希望に応じて安心して活動に参加できる環境を整備する
  • 地方公共団体等において、地域クラブ活動に関する情報を整理集約し、学校と連携して、生徒・保護者にきめ細かな情報提供を行う

  出典:「地域スポーツ・文化芸術創造と部活動改革に関する実行会議」最終とりまとめ:スポーツ庁

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